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2016年10月11日 (火)

道徳の授業

5月か6月のある日、勤務先の科学館に電話がかかりました。以前一緒に勤務していた若い女性の先生でした。どういう用件かと言うと「秋に道徳の授業をするのですが、その時に来てもらって授業の最後に話をしてほしい」というのです。「Noと言えない日本人協会」の市支部長の私としてはもちろん「分かったよ」と答えました。

そして今日その授業がありました。4年生の道徳で「自分のいいところを探してそこを伸ばす」みたいな授業でした。私が「自分のいいところを伸ばして理科の先生になった」という話をしてほしいということでした。

私は最初にエナジースティックを出して自分でピーピー鳴らせ、次に担任の先生と手を繋いでピーピー鳴らせ、次に子どもたち全員(14)に手を繋がせてピーピー鳴らせました。子ども達みんなが笑顔になった所で「自分で言うのも何ですが、私の理科の授業は楽しいんです。子ども達みんな理科が好きになります。卒業して大人になった教え子と町で遇っても<先生の理科楽しかったー>と言う声を聞きます。どうしてだと思いますか?」と聞きました。すぐに「がんばったから」と言う子がいました。「そうです。私は楽しい理科の授業をするためにがんばりました。30年以上も前から今も、毎月1回勉強会をしています。10人くらいなんですが、石川県はもちろん、富山や福井からも来ている人がいます。そして本もたくさん買って読んでいます。それから全国で行われている研究会に自分のお金を使って参加して勉強しています。けっこうがんばっているでしょ。(子ども達うなずく)」「でもこれはみんな苦しくてしんどいけども頑張っているのではなくて、すごく楽しいんです。理科が好きで、授業が楽しいから勉強する、そうすると子ども達が喜んでくれる。自分もたのしい。するともっと勉強したくなって勉強する。するとまた子ども達が喜んでくれる。またがんばる、ってこれ楽しそうでしょ。楽しいんですよ。好きなこと、得意なことをがんばるのはすごく楽しいの。さっきみんなも自分の好きなこと、得意なことを出していたでしょ。あれを楽しく一生懸命にやっているともっともっと好きになったり得意になったりして楽しくなるよ。頑張ってね。あ、苦手なことはあんまり頑張らなくてもいいよ」

というような話をしました。子ども達はニコニコしながら聞いていました。終わってから何人かの先生が「いいお話でした」と言ってくれたので、まぁまぁ良かったのでしょう。

 

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コメント

これ、とってもいい話ですね。。僕の合唱もそうです。好きだからどんどん勉強する。そして喜んでもらえてますます好きになる。そう考えると、お互い好きなことがみつかってしあわせですね。
ありがとうございます。

そうですねー。そういうものが見つからない人、見つけられない人もいるのかも知れません。そういう意味で本当に幸せなことです。ありがたいありがたい。

久しぶりにコメントします。
道徳のゲストティーチャーなんて,いいですね。
楽しさの循環が,よーく分かります。

ありがとうございます。仮説関係の皆さんは多かれ少なかれこんな感じで仕事をしているし人生も生きているんじゃないですかねー。

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